2014年3月19日水曜日

キャリアの常識の嘘

定期的に寄稿しているFASHION HRで弊社の記事がアップされています。
こちら

最近、早期退職(会社都合ではなく試用期間中の退職)をされる方を数名、担当させて頂くことがありました。

理由は様々です。
・あせっていた
・入社したら一生働けないと思った
・思っていた仕事内容と違った

などなど。
人それぞれに能力ややりたいことも違いますし、会社も一口に「MDをやってほしい」といっても、
各社によって内容が違います。
52週MDをしっかりと組まないとだめな会社なのか、クイックで予算を達成していくのか、例を
あげればきりがありません。当然、卸メインのブランドのMDは52週MDの経験やクイックの経験はないでしょう。

入社する会社のスタンス、やり方は面接を通して、特に質問を積極的にすることで理解することができます。面接で質問をしない人に限って、後でいろいろと確認事項があるものです。

また転職をするタイミングで希望の軸をしっかりと決めておくことが必要です。
もしこの業界で就寝雇用を信じている人がいるとその可能性は低いと理解して頂ければと思います。
それであれば、大学を卒業して商社や大手に就職しなければ可能性は低いでしょう。

転職活動の軸を決めるということは、理想と現実を理解するということだと思います。
最近のキャリア形成は、会社ではなく個人で行うものになっており(元々、日本の総合職採用がいびつだと世界的には言える。雇用を保証することでキャリアの選択肢を会社側が持っている)、
まずはそれを理解して転職活動をすることが大事です。

下記、参考図書です。読みやすい本なので一度、手に取ってみてはいかがでしょうか?
キャリアの常識の嘘